園長からのひとこと【2017/10】

朝夕の空気もすっかり冷たくなり、秋の訪れを間近に感じる季節になりました。保育園では、運動会に向けた練習が連日行われ、子ども達のはじけるような元気な姿が、園内に満ち満ちています。

さて、8月4日から13日までの10日間にわたって、イギリスのロンドンにおいて世界陸上が開催されました。今大会で最も注目を集めたのは、今大会を最後に引退を発表していたジャマイカのウサイン・ボルト選手です。 100メートル9秒58という驚異的な世界記録を持つボルト選手が、現役最後のレースに、どんな走りを見せてくれるのか、世界中が注目していました。しかし、結果は、100メートル決勝では3位、400メートルリレーでは、左足の痙攣により途中棄権という不本意なものでした。しかし、400メートルリレーでトラックに倒れこんだ後、足を引きずりながら立ち上がり、応援してくれた観客に拍手し手を振るボルト選手の笑顔は、とても充実感に満ちた素敵なものでした。本当に頑張り抜いた人には、勝敗に関係なく、大きな充実感と多くの人々への感謝の想いが満ちていくのでしょう。あのボルト選手の笑顔に、感動し励まされた人が、世界中にたくさんいたはずです。

運動会に向けて頑張っている子ども達にも、ボルト選手のような大きな充実感と温かい感謝の想いを、ぜひ感じてほしいと思っています。運動会では、頑張っている子ども達へのだくさんの温かい応援をお待ちしております。ぜひ、ご家族そろってお越しください。

2017-10-01